甘いお菓子は食べません


欲望に蓋をして生きていくつもりだった。けれど――。第10回R-18文学賞大賞受賞作。アルコール依存から脱することのみを目的に生きる女。「きみとは もうセックスしたくない」と夫から宣言された女。母になるか否かを考え続ける女。もっと愛したい、もっともっと愛されたい、なのに――40代を漂う彼女た ちが見つけた、すべて剥がれ落ちた果ての欲望の正体とは。女の危うさと哀しみを迫力の筆致であぶり出した、連作短編集。 


田中兆子 『甘いお菓子は食べません』読了。
第2回FRaU文芸大賞新人賞受賞作。
チェックしてたもののずっと積んでて1年経ってしまった _(:3」∠)_
FRaU文芸大賞は第1回の特集がすごくよかったので毎年買うつもりだったけど
今年はやらないのかな・・・・?(8月号にも9月号予告にも載ってない)

で、これもうね、うん、すっごいグサグサ来る。わたしまだ三十路だけど
ああ、四十代になったらこういう甘くない未来が待ってるのね・・・!みたいな
恐怖に恐れおののきつつ、でもボコボコにされながらもとても面白く読んだ。

言語センスがすばらしいと思う。
中年の性、というある意味とてもエグイというか生々しいものを書いているのに
品があるしユーモアがあるしカラっとしてていやらしさを感じないし、
共感できない感情もするすると飲み下せてしまう。すごい才能。

結婚する/しない、子供を産む/産まない、年々加速していく老いとか将来への不安とか、
女性のしょっぱい現実をリアルに浮き彫りにしつつも、なんかあっけらかんとした
明るさとか救いがあるのですごくじわじわと沁みました。
あーそう、これ。こういう感触を得るために本って読むものだよなーって。


彩瀬まるさんをはじめて読んだときのような「ああっいい人(作家)見つけた!」
という、宝物を掘り当てたような感触があります。もっと読まれるべき。






第1回のメモ http://chun-mian.blogspot.jp/2015/06/6-1.html

ワークショップ第2回目、7/5日分のおさらいメモ。


【前回からの宿題】

(1) 第1回目のワークショップで自分が書いた200字くらいのお話を
読み直してみて、「こうしとけばよかったよ」「今ならこうするよ」というところを
見つけて、少しでも書き直してくる。

(2) 修正した200時のお話の「続編」を書く。字数は同じ200字くらい。
 タイトルはやっぱり「本屋」


第1回目のメモで書いた通り、自分の力量も考えずアイディアを盛り込み過ぎて
支離滅裂な200字作品になってしまっていたので、全面的に修正が必要だったんだけど
行頭ギミックを生かそうとすると、それに当てはまるワードを考えることが
メインになってしまって、「お話を作る」という主旨から外れてしまうというか
書いていても全く楽しくなかったので、これはダメだなーと思って
すべて会話という形式だけ踏襲して全面的に書き直すことに。

続編も合わせて大体3時間くらいかかったかな。
締め切り前日の金曜日に提出済。


【新たな試練、朗読】

この日は、会場につくとテーブルが3つの島に分かれていて、好きなとこに座る形式。
正面になんかポツーンと一つだけスツールとマイクが置いてあったので
この時からなんかヤな予感はしていたw

14時開始。

福永さん「仲村さんがみなさんに言いたいことがあるそうです」
仲村さん「いえ、あの・・・・」

プリンターの周りでせっせと作業してらした仲村さんを見て察するひとたち。

※宿題は早めに提出しましょう!※  

 (わたしは金曜に!出したもん!※威張るほど早くない)

仲村さんのレイアウト作業が済み、出来立てほやほやの冊子(全員分の宿題)
が島ごとに配布される。

福永さん「今日はね、これを、自分の書いた作品を朗読してもらいます」

ただ、朗読をする前提で書いたものではないから、朗読向きに直したい部分が
あれば直してよし、ということで少し時間がもらえました。
で、一人ずつ、宿題で提出した修正版か続編のほうか好きに選んで朗読。

どうしてここはこうしたの?とかこの部分はこうしようとは思わなかったの?
とか質問を交えながら作品について福永さんの講評。
まぁみなさんエッセイっぽかったり完全に「物語」だったり色々だったんだけど、
各々の作品について共通した指摘は

200字という文字数はかなり短いのでオチがあっという間。
無理に起承転結を作ろうとすると無理が出る。
あまりスケールの大きなことを200字程度のサイズに押し込むと不格好。
どこか歪なものになる。字数に合ったテーマというものがあるはず。

・・・という感じでした。


【今後の作業の話】

月イチのワークショップ、8月は休みだけど、夏休みには登校日がつきものなので、
番外編的なやつをやります!(自由参加)

あとは夏休みの宿題。
これを自分は(完成する本に)載っけたいんじゃ、という作品を書いてくる。
9/1に提出。
ただし、それが本当に載るかどうかは別の話!
小説・エッセイ・短歌・漫画でもよし、字数制限なし。フリースタイル!


この日、たまたま3つの島に別れて適当に座りましたが「これを運命だと思って」 この島ごとに編集チームを作る。計3つ。
そして、全部の作品を一冊にまとめるんじゃなくて、例えば3つの冊子が
帯や箱で1つにまとまってるとか、そんな感じの体裁にしたい。
それぞれテーマが「朝・昼・晩」 だったり。

・・・・・というのが福永さんのぼんやりした構想。(今のところ)
9/1までに作品を一つつくり、そこからが本番、本格的な編集作業ということですね。

さあ大変だ。とにかく、書かなければ。二か月なんてあっという間だし。
がんばります(*⁰▿⁰*)