ダラス・バイヤーズクラブ




ウォータープルーフマスカラの本領発揮。

美容師さんから(泣くって)聞いていたので、朝メイクする時かなり気をつけたんだけど、
それでも目のキワのアイラインが流れてガサガサなったよー。
たぶん今日のお客さんの中で一番泣いてたと思うw

HIVをテーマにした映画だけど、「さあほら、泣いていいんだよ?」っていう、
いわゆるお涙頂戴ものでは決してないんだよね。

トランスセクシャルやHIVに対する偏見や嫌悪、
患者の命より利権を優先する製薬会社や医師たちの腐敗、
それに真っ向からケンカを売り、生き抜くために戦ったロン・ウッドルーフという男の生涯。


もう、もう、ロンを演じたマシュー・マコノヒーがかっっっっこよくてね!!!
ハリウッドで一番カウボーイハットが似合う俳優じゃなかろうか。
でも、わたしはトランスジェンダーのHIV患者・レイヨン役の
ジャレッド・レトに完全にやられました。完敗っす。



ネタバレ全開なのでたたみますよOK?( • ̀ω•́ )

最初にロン(マシュー・マコノヒー)と病院で出会った時の
レイヨンの美しいことったら!!キュートで色気があって・・。
そんなレイヨンが、死への恐怖でドラッグに溺れ、体と精神を蝕まれて
心身ともにボロボロになっていく様が本当に辛くて。
製薬会社や国と完全に敵対し、会員のために薬の確保をすることが難しくなったロンのために絶縁状態だった富豪の父を訪ねて行くシーンで、
「世話になった人がいる。力になりたいんだ。頼むよ」と懇願するレイヨン。

ドラッグと病魔に冒されてシミや血管が浮き出た土気色の肌に化粧を施し、
「死にたくない、死にたくない」と泣き伏すレイヨン。

迫真の演技、鬼気迫る演技、とよく言うけれど、
ジャレッド・レトのはなんというか、ナチュラルなんだよね。
レイヨンて人そのまんまなの。

わたし観てる最中、ああ、レイヨンは死んじゃうんだ、
もうこの世にいないんだなってふっつーに思ったから。

レイヨンの脆さとか弱さが浮き彫りになっていくのと比例して、
ロンの逞しさ(彼だって絶望と紙一重ではあったけれど)や強かさが余計に
際立っていくんだよね。

そのロンだって、慈善の精神なんかこれっぽっちもなくて、
自分が生にしがみつくため、残された30日で無茶苦茶やって、
生きる望みが繋げた途端に欲が出て、ダラス・バイヤーズクラブなんて商売を
思いつく。それが段々と、たくさんの人の希望になっていく。

最初はゲイを嫌悪し「俺に触るな!!」とレイヨンを拒絶していたロンが
次第に理解と信頼を寄せるようになり、スーパーマーケットで
レイヨンと握手を拒否したかつての友人を羽交い絞めにするシーン、
レイヨンがロンの行動にびっくりした後、ちょっときまり悪そうに、
でも嬉しさが抑えきれなくて笑みを漏らすところがすっごく好きだなあ。

医師としての自尊心、上司への不信、ロンと彼の行動に対する戸惑いの
三つ巴に悩む女医・イヴの役どころも良かったです。
ジェニファー・ガーナー、JUNOに出てたよねー。
いかにも育ちのよさそうな品があって、笑うとめっちゃかわいいんだよう。


京都では早々に上映館がなくなってしまったので
テアトル梅田まで遠征しましたが、その甲斐ありました。
観て良かったです。美容師さんいつもオススメありがとう~(*⁰▿⁰*)


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