高橋陽子 『黄金の庭』

黄金の庭


高橋陽子 『黄金の庭』読了。
第36回すばる文学賞受賞作。

お寺の閻魔様が動き回り、池の蓮の花からお釈迦様が現れる。不思議なことがおこる町に引っ越してきた青奈夫婦。ある日、質屋で手に入れたオパールの指輪がしゃべり出し…。不思議な町の平凡な日常を描く、新しい大人のファンタジー。

う―――――ん (´-ω-`)

それぞれのエピソードは面白かったし、キャラも心理描写も良かったんだけど、
読み終えるとバランスの悪さが気になる。

ていうか途中から主人公空気じゃない???
ダイヤさんが主人公で良かったじゃん。
青奈夫婦、まるごといらなくないか。

黄金町におけるアーちゃんの役目や、千ちゃんとダイヤさん2人については
きれいにオチたのに、それが主人公にどう影響したかっつうと特になにも?

あと意味深な前フリが多かった割に、オパールの指輪なんだったの。
なんだかただの状況説明の補足役みたいなことしか言ってないけど。

「不思議なことがおこる町」っていう宣伝文句を鵜呑みにすると、
なんだかガッカリするよね。住民身勝手すぎだろ。

文句ばっかりですが、するーっと一気に読めてしまったので
面白いっちゃ面白かったんだけど、
どうもモヤモヤばかりが残る結末でした。相性の問題か。


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