川本史織著 『堕落部屋』

堕落部屋

川本史織著 『堕落部屋』

アイドル・コスプレイヤー・モデル・漫画家・主婦・OL。
オタク女子50人のポートレイトとその部屋を集めた写真集。


21世紀デカダンである。っていうかカオスである。

どの部屋もすごい。はんぱない。なんという潔い肚の括り方。


『げんしけん』1巻で、主人公・笹原くんが、同級生の高坂くん家へ
遊びに行き、その部屋に足を踏み入れた瞬間
「俺に足りないのは覚悟だ」
と痛感する名シーンがありますが、それを思い出した。

げんしけん(1) (アフタヌーンKC (1144))げんしけん(1) (アフタヌーンKC (1144))
(2002/12/18)
木尾 士目

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壁一面を埋め尽くすポスター、積み上げられたコミックス、
スチールの棚に無理やり埋め込まれて変形しているぬいぐるみ、
部屋に鎮座する、(ゲーム専用と思しき)巨大モニタ、
整然と飾られたフィギュア、ドール、コスプレ衣装・・・。

それぞれジャンルは違うけれど、
“過熱しすぎた萌え”“終わりのない欲望”的なものが垣間見える。

もう買ったそばから積み上げ、愛で、とにかく
好きなものに埋まっていないと落ち着かない、みたいな
床が見えないような部屋もあれば、
美しく整然と飾られたアイテムが妄執的なアレを感じる部屋もあり、
逆に、徹底的にモノを排除した、寝床とモニタとゲーム機しかない、
という部屋もある。

写真から漂う
“好きなものに生活すべてまるごと持ってかれる感”が
なんともいえず中毒になります。うん。


ただこれ、モデルさんとかアイドルとか、
“外見が大変美しく、一見オタクには見えない女子”ばかり、
という点が落とし穴ともいえる。

例えば『海月姫』に出てきた天水館の尼~ず的な、
外見に全く頓着しない、“女捨ててる”系の女子だったら、
部屋から感じるものが“嫌悪”に変わる可能性も充分あるな~って。

いやあ。見た目って、だいじだよね。




わたしもそろそろ、
このへんの箱のまま積み上げられたフィギュアとか、

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途中からジャンル分けを諦めたのがモロバレな棚とか

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なんとかしたいな☆なんてねー_(′ω‵_)⌒)_

2 件のコメント:

  1. SECRET: 0
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    本はある程度は定型だからまだいいですけど、フィギュアは集まりはじめるとヤバイですよね(笑)。
    『堕落部屋』、読んだことあります。
    東大に通ってる女性の部屋が、えらくスタイリッシュだった覚えがあります。特にテレビ周り。
    都築響一さんの『着倒れ方丈記』とも通ずるものがあるなぁと思いました。
    あ、都築さんが帯を書いてるんですね。
    あと『げんしけん』のそこは本当に名シーンです!
    二代目も読まなきゃなー。

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  2. SECRET: 0
    PASS: 68cb12df3d1726335d7f53b296eda429
    いつもありがとうございまーす(゚▽゚*)
    フィギュアは一時期憑りつかれたように収集してたんですが、引っ越しの時箱に仕舞うのが死ぬほどめんどくさかったので「もう買わない・・・!」と誓ったであります。そして引っ越しから半年経つのにまだ箱のままです・・・。
    『堕落部屋』を手に取るキッカケになったレビューサイトさんで、これと一緒に『着倒れ方丈記』も紹介されてたので気になってました!友人にもいますが、服オタはまた突き抜け方がとてつもないですよね・・・。見るのがちょっと怖いようなw
    『げんしけん』7月からまたアニメやりますし、楽しみですね~(*´ェ`*)

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