櫻井武 『食欲の科学』

食欲の科学 (ブルーバックス)


そもそもこのブログを始めたのは、2年前に「潰瘍性大腸炎」という
病気を発症して、(安.倍.首相と同じやつですぜ(゚▽゚*)
日常的に食事制限しなければならない事態になっちゃったからであります。


具体的には、高脂肪なもの、消化しにくいものは基本的にダメです。
わたしはかなり軽症なタイプなので、調子がいい時は
ポテトチップスとかも食べちゃいますが、
カレー・ピザ、チョコレートやケーキなど高い脂肪分を含む食品は
病気になってからおいそれと食べられなくなりました(。´Д⊂)ウー

でもやっぱりチーズのいっぱい乗ったグラタンとかさあー
カツカレーとかさあー!マックとかさあーーー!
ドーナツとか生クリーム&カスタードがもりもり入った
シュークリームとかさあ!!!!!
無性に食べたい時って、あるじゃない????(ノД`)

特にわたしの場合、もともとが人一倍どころか人百倍くらい
食べるのが好きなので、食欲を抑えるのが大変ですよ(ll'ェ')
あとね、「あまりにも食べたい(好きな)物をガマンするのも
それ自体がストレスになって悪化するのでよろしくない」
なんてお医者さんが言うのですけどね、
どうしろというの!?!?!?( `д´⊂彡☆))Д´)パーン

そんなわけで「食欲をコントロール」することが出来れば
楽なのになあ・・・といつも思ってるのですが。
で、この本。

著者は覚醒を制御する神経ペプチド「オレキシン」を発見した
脳生理学の先生らしいです。うん、すでにわからん。( ´∀`;)
睡眠&覚醒とか、食欲とか情動とか、そういうのが脳のどういう部分で
どういう仕組みによって起きているのかを研究している人みたい。

新書で出ているだけあって、一般の人向けに、
かなーりわかりやすく書いてある・・・のはわかるんだけど、
それでもわたしには難しすぎましたです(。´Д⊂)凡愚・・・
特にニューロンの話がさっぱり飲み込めませんでした。
飲み込めない、というより飲み込むことを放棄しちゃったのですが、
きちんと理解するつもりで良く読めば、おそらく誰にでも
わかるように書いてある・・・と思います。

かろうじて理解できたことメモ↓

●体重というのは本来一定に保たれる性質がある。
 →「体重の恒常性」

大脳の視床下部が内分泌系や自律神経、食欲を
コントロールし、体重の恒常性を保つメカニズム。

●体重の恒常性維持に重要な役割を果たすホルモン「レプチン」発見
(論文発表 1994年)
 ついに「やせ薬」が実現可能!?と学会&企業騒然

レプチンのライセンス権は
カリフォルニアの製薬企業「アムジェン社」がゲット。

肥満体にレプチンを投与すれば痩せるのか?
そんな簡単な問題ではないようだ。アムジェン社がっかり。

●食う→血糖値上昇→ベータ細胞が血糖値を低下させる→インスリンを分泌
インスリンは脂肪・骨格筋・肝臓にはたらき糖を取り込む→血糖値戻る

体脂肪が減ると食欲増進+代謝が下がる
逆に、体脂肪が増えると食欲が抑えられ代謝が上がる。
体脂肪を測り、その情報を脳に伝えているのがレプチン
脳に身体の栄養状態を伝えるメッセンジャーの役割。

●ニューロンの詳しい話 ギブアップ(´-ω-`)

●食へのモチベーションは生きるために必須の本能
 食は行動を引き起こす「報酬」の原点

行動する→報酬を得る 
(想定していたよりもいい結果・・・「報酬予測誤差」という)
例:テストの点が思っていたより良かった。
  作ったものを人に見せたら予想以上に褒められた、とか。

大脳皮質の前頭前野 報酬>期待
→ドーパミン作動性ニューロン活発化 
→快感&ニューロン変化で「行動」が強化。

このループがミソ。人が本能(食う寝るセックス)以外の事で
せっせと努力するのはこの仕組みがあるせいってこと??
つまりモチベーションが上がる(はまる、やみつき)の仕組み
(逆に、「行動」にブレーキをかけるのは不安や恐怖)

ただし、同じ行動をとれば必ずその報酬が得られることを理解すると
報酬予測誤差がゼロになり、行動強化がされない。
→つまり、「飽きちゃったー\(^o^)/」

●ではなぜ食欲(摂食行動)は飽きないのか。
エネルギーが足りない時に食欲が発動しなければ死ぬので
そう簡単に飽きては困る。
(食欲を抑える因子・レプチンさえ投与すれば痩せるとかいう
 簡単な話ではない。)

摂食行動の場合は報酬予測誤差だけでなく
体内のエネルギーレベルの低下、その他etcが
食欲を引き起こしていると考えられている。

●つまり、食欲とか睡眠とかってのは複雑で
脳のどこどこをこうしたらこう!!とは一概には言えないのじゃよ。


つまり、まだよくわかりません、ということみたいです。


「満腹中枢」「摂食中枢」の発見から、レプチンの発見と
食欲に関する研究の歴史も丁寧に解説してあって、
着実に研究が進んでいることはわかったし、いつかは
完全に解明される日が来る・・・のかな。


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