あさのあつこ「待ってる 橘屋草子」

待ってる 橘屋草子


あさのあつこ「待ってる 橘屋草子」読了。もういっちょ江戸もの。
江戸で評判の料理茶屋“橘屋”で奉公を始めた12歳のおふく、
女中頭のお多代を中心に、橘屋に関わる人々の生き様を描くオムニバス。

いやーこれ良かった。面白かったです。
2009年刊行か。amazonの書評も1件しかないね。
もっと評判になってもいいと思うのになあ。

こっちはミステリ要素はないものの、
どんな苦労や悲しみを背負っても、わずかな希望にしがみつくようにして
必死で生きている人たちのドラマがとても胸に迫ります。

特に、幼い頃の怪我で体が不自由になり、
まともな職にも就けず、家族も崩壊した三太の物語、
「桜、時雨れる」は今の日本の現状と照らし合わせても
色々と考えさせられるものがあったなあ。

全編を通じてのキーパーソンである女中頭のお多代さんが
すっごいかっこいい!めちゃくちゃいい女なのです。
おふくちゃんも、お多代さんの跡を継いできっといい女に!

ところでこれも、おふくちゃんと某さんがくっつきそうで
くっつかないんですが、あさのさんは焦らしプレイがお好きですか!?
しやわせになった2人が見たいじゃないのさああ。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。


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